朝がつらい。人前に出るとどっと疲れる。小さなことで気持ちが揺れる。休んでも、どこか回復しきらない。
こうした状態が続くと、「自分が弱いのではないか」と感じてしまうことがあります。けれど本当にそうでしょうか。
私たちの身体は、とても合理的に働いています。負荷やストレスを感じたとき、身体は守る方向へバランスを変えます。
たとえば、エネルギーに余裕がなくなると、身体は出力を抑えようとします。集中力を少し落とし、活動量を減らし、消耗を最小限にしようとすることがあります。それは怠けでも、気合い不足でもありません。限られた条件の中で、体を守ろうとする調整の一つです。
現代は「止まらないこと」が前提になりやすい社会です。忙しさ、情報量、人間関係。常に何かを処理し続ける環境の中で生活しています。
そのなかで、エネルギーを支える材料―鉄、ビタミンB群、たんぱく質など―が不足したり、うまく使えない状態が続いたりすると、身体は出力の調整を選ぶことがあります。
無理に出力を上げて消耗するのか。それとも、少し出力を落として守るのか。多くの場合、身体は後者を選びます。
すると、やる気が出にくい。朝が重い。不安感が強くなる。甘いものが欲しくなる。
こうした変化は、単なる弱さや異常というよりも、今ある条件の中で身体がバランスを取ろうとしている反応とも考えられます。
もちろん、つらさを我慢し続ける必要はありません。ただ、「弱いからだ」と決めつけてしまうと、大切な視点を見失ってしまうことがあります。
不調は、身体からのサインです。今の使い方で、今の材料で、これ以上の負荷は難しいかもしれない―そんなメッセージが含まれている場合もあります。
あなたの体の土台作りを考えるとき、まず大切なのは“責めること”ではなく、“読み取ること”です。
なぜ今、出力を落としているのか。どこで材料が足りなくなっているのか。体が緊張モードに入りやすくなっていないか。そうした反応の背景には、交感神経の働きが関係していることもあります。
不調は敵ではありません。体を守ろうとする働きのあらわれかもしれません。
弱いのではなく、適応している。その視点から、静かな立て直しが始まります。
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アンドベストコンディションデイズ
プロデューサー 渡邉 将史
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